高等遊民日記

無職民の記録

170日目

月光堂での古楽発表会の日。今回は私は出演しない。前日のレッスンで平山さんが来るから楽器を持ってきたらと言われたけど、見てもらえる見通しが持てなかったので持っていかなかった。結果、それは間違えだったのだが。

 

会場では前から3列目の椅子に座ってたんだけど、すぐ前の椅子に座ってるおっさんが開演までずっと斜め45°後ろをずっと見てて、キョロ充いい加減にしろってなった。

 

演奏はM子さんのガンバ(アーベルのソナタH-dur)が一番聴き応えがあった。曲になってた。私より一年遅く始めてるけど、私より断然上手くなってると思う。ガンバ一筋でやってるからなぁ。

 

終演後に注文をしてるガンバ職人さんがカエル・ヘッドの相談があるとのことで、下絵を見せてもらった。顔だけだとカエル感が出ないので全身でヘッド部分に乗ってる感じだった。奇しくも私が以前描いた絵にそっくりだった。この5年間でここまで進んだことはなかったので楽器が出来上がる可能性が出てきた。期待しておこう。

 

その後下に降りて久しぶりに会う人たちとお話をして十分交流をしてから大人しくバスで帰った。